総合小売業のPLANT(=プラント、本社・福井県坂井町)が運営するスーパーセンター「プラント−5境港店」が六日、境港市竹内団地にオープンした。食料品を中心に生活必需品約二十万種類をそろえ、年商八十億円を目指す。初日は開店とともに買い物客が殺到。新たな業態の大型店とあって、地元の同業者が「敵情視察」する姿もあった。
式典で、同社の三ツ田勝規社長は「境港店は念願だった鳥取県進出第一号店。地域の皆さんの満足を第一に考えて店舗を運営したい」とあいさつ。同団地を所有する県企業局や地元の境港市、境港商工会議所の代表者らがテープカットして開店を迎えた。
来店客の層は平日とあって主婦や高齢者が中心。食材や雑貨をカートで買い回った市内の五十代の主婦は「安いですね。通路も広く、すれ違いやすい」と話した。店内や客の様子を視察した小売業者らは「高齢者は広過ぎてストレスを感じ、再来店は難しいのでは」と分析したほか、「地元の業者がプラントと勝負するのは厳しい。生き残り策を必死で考えなければ」「想像通りだが、負けるつもりはない」と危機感を募らせ、刺激を受けていた。
同店の売り場面積は約一万六千七百平方メートル、駐車場は千七百五台収容。営業時間は午前九時から午後十時まで。従業員数は三百八人で、うち地元採用は二百八十七人。店内には地域のイベントを紹介するコーナーや高齢者を対象にしたサロンなどもあり、来店客数を休日で三万−二万五千人と見込んでいる。(7/7記事)
|