国土交通省は二十八日、中海をまたいで鳥取、島根両県を結ぶ江島大橋(境港市渡町−島根県八束町)の開通日を十月十六日に決めたことを発表した。同大橋は、環日本海時代の西の拠点港を目指す境港にとって不可欠なインフラ。開通後は広域的な物流促進効果が期待される。
江島大橋は境港と背後圏の松江市方面を結ぶ臨港道路として、旧運輸省(現国交省)が一九九七年度に着工した。全長一四四六・二メートル、最高点の高さは海抜四四・七メートル。同区間には中浦水門があるが、重量などの制限がある水門とは異なり、松江市方面とのアクセスは飛躍的に拡充する。
境港は近年、商港としての機能も高まっており、松江、広島、九州方面に向けた道路整備が待望されていた。これで既に運用が始まった五万トン岸壁やガントリークレーンなどの荷役施設と合わせ、インフラ面はほぼ整備された。今後は港湾サービスの拡充や企業に境港の利用を訴えるポートセールスなどソフト面が問われることになる。
同大橋は、六月下旬に橋げた中央部の連結式を済ませ、現在は照明や舗装などの橋面工事に着手している。十月十六日には記念式典のほか、三世代夫婦による渡り初めなどのイベントも予定されている。(7/29記事)
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