連日のマグロ水揚げに沸く境港で13日、巻き網漁船団の運搬船3隻がクロマグロ計1941本を水揚げした。これで、今期の累計は1万5524本に達し、水揚げ本数で過去最高記録を更新した。シーズンは8月上旬まで続くため、業界関係者は「2万本達成も可能」とマグロフィーバー再来に期待を膨らませている。
境港市によると、マグロの水揚げ本数は一九九四年の一万四千四十一本をピークに年間数千本が続いていた。今年は六月二十七日の初水揚げ以降、船団の運搬船がほぼ連日のように入港。この日も境港市の第18光洋丸をはじめ島根、石川県の船団所属の運搬船が一本当たり二〇−二七〇キロのマグロを水揚げした。
境港では八二年に巻き網漁船によるマグロ水揚げが始まり、日本海側を代表する受け入れ基地になった。境港水産振興協会の米村健治専務は「先人の努力で今日を迎えることができた。マグロが水揚げされると波及効果は大きい」と強調する。
水揚げされたマグロは内臓を取り除いて氷詰めにし、競りを経て全国に出荷される。
猛暑の中、連日の作業に追われる市場関係者の女性(59)は「本来は夏枯れの時期だけど、マグロが多く揚がって仕事が毎日ある。疲れるけど、うれしい悲鳴です」と話していた。(7/14記事)
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