マグロフィーバーに沸く境港で八日、巻き網漁船団の運搬船五隻がクロマグロ計千二百五十六本を水揚げした。五船団の入港は今期最多。今期の水揚げ本数は一万九百本となり、一九九四年以来、十年ぶりに一万本の大台を突破した。シーズンは八月上旬まで続くだけに、過去最高の水揚げ本数に達する可能性が大きくなった。
県などによると、入港した運搬船は鳥取、島根、石川、静岡県の船団所属で、昨夏の沈没事故から復活した地元の第18光洋丸の運搬船も今期二度目の水揚げをした。一日で五隻入港したケースは近年ないという。
この日は各運搬船が早朝から午後にかけて次々に入港した。水揚げされたマグロは一〇〇キロ前後の大ぶりが目立ち、中には二一〇キロの大物も。
境港魚市場の手島敏弘会長は「マグロが揚がると、大勢の人がかかわる。経済的効果はすごい」と言い、県境港水産事務所の安住正治所長は「今年は総水揚げ量や金額が少なかったが、マグロの水揚げ増で活気付いてきた」と話した。
巻き網漁船による境港のマグロ水揚げは一九八二年にスタート。現在では日本海側を代表する受け入れ基地となった。過去最高の水揚げ本数は九四年に記録した一万四千四十一本。(7/9記事)
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