大和工商リース(本社・大阪市)が境港市竹内団地で計画するテナント型商業施設をめぐり、団地を管理する県企業局が地元の意向を確認する同団地企業誘致推進会議委員会が十日、境港市内で開かれ、市や境港商工会議所が同社への土地貸し付けに賛同した。これにより、六日開店したPLANT(プラント)−5境港店と合わせて同団地の商業集積は密度を増すことになる。
大和工商の進出に関する同委員会の開催は五月十日以来。前回は、テナントの入れ替わりに伴って水産物を安価に扱う業者が入れば地元業者が影響を受けるという懸念も示され、結論を保留。境港商議所や市議会が同社の既存施設を視察した上で判断するとしていた。
この日、市長職務代理者の竹本智海助役は「(水産物安売りの懸念については大和工商から)市内既存店と業種が競合しないよう配慮すると聞いている」と説明。境港商議所の桝田知身副会頭は視察先の小田原市について「大和工商が進出し、別の大型商業施設もできて互いに補完し合い、相乗効果を生んでいる」とした上で「境港市は水木しげるロードがあり、同団地に集まる人を誘導することも可能」と述べ、にぎわい創出に期待をにじませた。
また、県企業局は市議会の議員有志十人から同社の進出促進を求める声が上がった事例も紹介。協議の場で特に目立った反対意見はなかったが、貸し付けの際、同社に対して地元雇用や地産地消などを要望することを確認した。
大和工商の進出予定地は広さ三・五ヘクタールで、プラントの東側。テナントは飲食店や雑貨、衣料、リサイクル品などの小売店計十一棟で、来年三月に開業予定。 (7/11記事)
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