たたら製鉄に挑戦 境港工高で今年も開放講座 かつて山陰地方で花開いた独特の和鋼技術を学んでもらおうと、鳥取県立境港工業高校(境港市竹内町、甲斐清明校長)で開放講座「和鋼づくり〜たたらと鍛冶〜」が開かれている。
今年で十三回目を迎える同講座には、初心者から毎回参加のベテランまで十−八十代の二十一人が参加。講師の岩田武彦さん(62)の指導で、二月九日までの八回、合計四十六時間にわたり昔ながらのたたら製鉄と鍛冶技術を学ぶ。
二十二日にあった二回目の講座では、砂鉄をもとに玉鋼(たまはがね)の素材「 (けら)」を作る半溶解作業を実習。日野川河口で取れた砂鉄を団子状にし、燃料の木炭とともにくべると炉に赤々とした炎が上がった。
出来上がった は、次回炉から取り出した後、鍛錬・精錬などの作業が進められ、最終的に受講者それぞれが包丁や小刀などを完成させる。
この日は 作りと並行して、鋼を最高一三〇〇度の高温で加熱、成形をする「小鍛冶」の練習も行われ、受講生は生き生きとした表情で取り組んでいた。
昨年度に続いて二度目の参加という柏木巌さん(64)=安来市今津町=は「一つひとつの工程が面白い。モノを作り出す喜びを感じます」と話していた。(9/23記事)
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