 | 市役所庁舎内で開か れた浜っこバザー= 6月28日、境港市市 役所2階渡り廊下 |
| 境港市松ケ枝町の水木しげるロード沿いに福祉の店「浜っ子」がオープンしてから一日で一周年を迎える。県内で四店目の福祉の店となるが、店舗販売だけでなくイベントへの出店や市役所内でのバザーなど外部にも打って出る積極的な取り組みを展開。障害者も店頭に立つことで、市民の理解や交流の輪が広がっている。
福祉の店は、障害者の製作品を常設販売、交流スペースも設け、障害者の社会参加や市民との交流、理解を深めるもの。
浜っこは水木ロード内の空き店舗を活用。市内の福祉、女性団体などによる「市福祉の店運営委員会」(佐々木孝臣会長)が運営し、市、県が店舗の家賃や人件費などを補助している。
浜っ子では、県内の二十八の作業所、施設から約五百品目の商品を取り扱っている。同市竹内町の市心身障害者ふれあいセンター「まつぼっくり」の通所者たちも品物を納めに店に出向き、手伝いをしている。
昨年七月から今年三月の売り上げは月平均六十万円以上で、好調に推移。立地場所が水木ロードという好条件に恵まれていることもあるが、それ以上に秋の公民館祭りや夢みなとタワーでのイベントに出店するという積極策が功を奏している、と市はみている。
行政もできる限りのバックアップをする考えで、境港市役所内で月二回程度の割合で「浜っこバザー」が開かれる。まつぼっくりの通所者も売り子となって職員に声をかける。
まつぼっくり指導員の高木春未さんは「社会参加できるきっかけができた。いろんなイベントに出ることで生活にメリハリもできた。店に行くと近所の人から声をかけられたり、地域の皆さんの理解の輪が広がったように思える」と話している。(7/1記事)
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