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 2003年09月28日
 
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2003年09月28日
職場の健康メモ 「胆石症について」

執筆:西部地域産業保健センター産業医 松浦 隆彦 先生
さかいみなと会議所ニュース2003年9月号掲載

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 胆のう、胆管などの胆道の中で、胆汁の成分からつくられる石を胆石といいます。胆石はその構成成分によってコレステロール胆石と色素胆石(ビリルビン胆石)の二つに大きく分けられます。

 コレステロール胆石は胆のう内でコレステロールが結晶化したもので、一方、ビリルビン胆石は胆汁中のビリルビンとカルシウムが結合して石となったものです。また、胆石のある場所によって、胆のう胆石、胆管胆石、肝内胆石とに分けられます。

 胆石症の典型的な症状は上腹部から右わき腹にかけて起きる突然の激痛です。痛みは背中に広がることもあります。発作は数分から数10分間隔で波状的に襲ってきます。

 コレステロール系結石は胆汁中のコレステロールが結晶になったものなので、肥満や過食、アンバランスな食生活、運動不足、ホルモンや薬の作用、ストレスなどの生活習慣が影響しているといわれています。色素結石は胆汁の成分であるビリルビンに細菌などが作用してできたものです。

 日本人の胆石保有率は食生活の欧米化、すなわち脂肪の摂取量の増加とともに増える傾向にあり、現在は15から20%の人が胆石を持っているのではないかと推測されています。

 胆石のうち、コレステロール胆石が80%、ビリルビン胆石が10%前後の割合を示しており、特にコレステロール胆石は1対2の割合で女性に多い傾向があります。

 また、年齢が高くなるほど胆石の保有率も高くなり、60歳以上のお年寄りでは若い人の2〜3倍も多いといわれています。

 胆石症にならないためには▽食べ過ぎ、飲み過ぎを避ける▽規則正しい食事をとる▽栄養のバランスに気をつける▽脂肪分を控える▽食物繊維を充分にとる▽ストレスをためない▽充分に休養をとる▽太り過ぎないように注意する−などに気をつけると良いでしょう。

 検診では肝臓の検査や超音波検査、CT検査で見つけることができます。年に一度は生活習慣病予防検診を受けるように心がけましょう。




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