2010年1月の概況 1.海況の特徴 日本海の表面水温の平年差は、40°N周辺と山陰沖で低め、大和堆付近で1℃高め。北海道西で2℃高めであった。対馬暖流の勢力(100m深水温が10℃以上の海域の面積)は、平年並みとなった。 2.漁況の特徴 山陰のまき網漁(境港・浜田の合計)は、主要魚種の水揚量が8,873トンで前月より7%増加。水揚構成は、サバ類3,691トン(総水揚量の42%)、ブリ類3,036トン(34%)、マアジ1,907トン(21%)主体に、青アジ109トン(1.2%)等であった。 3.産地市場 (イ)マアジ 今月の大中型まき網の主漁場は、対馬沖、西沖(五島沖)、済州島、東海(南西諸島)、山陰沖等であった。山陰(境港・浜田)におけるまき網の水揚量は、1,907トンと前月より2割増加したものの、過去6年の1月単月は2,300トン〜3,600トンで、引き続き低調であった。 (ロ)サバ 今月の大中型まき網の主漁場は、対馬沖、西沖(五島沖)、東海(南西諸島)、済州島沖、山陰沖、常磐〜犬吠埼沖等に形成された。山陰(境港・浜田)におけるまき網の水揚量は、サバ主体の漁で3,691トンと前月より16%減少し、昨年同月から半減したものの、概ね平年並みの水準であった。 (ハ)スルメイカ 小型いか釣りによるスルメイカ漁の主漁場は、前月に引き続き九州北部(対馬東〜壱岐)で、福岡・松浦等を中心に水揚げされたほか、対馬沖ではまき網による昆獲もみられた。 (社)漁業情報サービスセンター |